私は2020年1月にハウスメーカー(住友不動産)と契約して家を建てました。
この記事では、私が引き渡しまでにかかった期間と期間を短縮できる要素。
注意点などを述べていきたいと思います。
我が家の期間は10カ月半(工期が遅れるポイントも解説)
結論から言うと我が家の場合は10カ月半かかりました。
ただ、これは通常よりも多くかかっている方で
最初土地を持っている or スムーズに工事が完了した場合、
契約から引き渡しまで半年でも行けると思います。
工期が遅れたポイント
- コロナで土地の造成が遅れた(第一回緊急事態宣言)
- 旗竿地のため、重機が入らなかった
- 分譲地だったため、他業者もいた
私の時は当てはまらなかったですが
台風になると工事がお休みのため、
こちらも遅れるポイントになりますね。
ちなみに私の場合は下記スケジュールで工事が進みました。多少遅れたことを考慮しても予定では9カ月で入居予定だったのが2カ月遅れた感じですね。
結論的な期間はこれで終わりましたので次は
各々の工程についてどれくらいかかったかを
振り返っていきたいと思います。
100分の1 建物図面打合せ(1/24~3/24:打合せ実施8回)
最初は1/100図面で大まかな間取りを決めます。
三井住友不動産だけかはわかりませんが、この1/100図面では設計料がかかりません。
本来上記予定では、3月に土地の造成が終わる予定でしたので
打合せ回数がキツキツでしたが、その後コロナで造成が遅れたため
100分の1打合せが8回:2カ月に渡って実施されています。
この100分の1 建物図面打合せ期間は
住宅ローンの融資先を決定する期間でもあります。
1/50図面に入る前に融資が不可能となれば
依頼キャンセルとなり契約金は戻ってきます。
50分の1 建物図面打合せ(4/24~7/12:打合せ実施7回)
100分の1の打合せが終わったら次はもっと細かく仕様を決める
50分の1図面の打合せに入ります。主に火災報知器場所やコンセントなど配線ですかね。
この6回には計画表にある、建具/クロス/照明や配線/カーテン/オプション/外観の詳細の打合せも含みます。
ちなみにこの図面から設計料がかかるみたいです。
(私はキャンペーン適用で無料でしたが)
私の場合は間取り自体は1/50図面の打合せで固まってたので
配線や照明、オプションの打合せ及び、
ゴルフルームの仕様調整に時間を使った感じです。
引継ぎ会・着工会(7/22)
引継ぎ会とはハウスメーカー側で営業から工事監督者に仕様を
引継ぎする話し合いなのでスタッフのみの参加です。
着工会は間取りやオプション含むすべての仕様を最終確認する会で
着工会以降はオプションの変更などはできなくなります。
変更の際は追加契約となり、別途料金が発生した記憶があります。
私の場合は彼女はいたものの基本一人だったし、
打ち合わせ回数もかなり重ねたのでよかったですが、
打ち合わせ回数がそんなにないご家庭の場合は、
着工会までに夫婦できちんと話し合った方が良いですね。
ちなみに建築が始まると基本契約者が関わることはなくなります。
人によっては建築状況を見に行く人もいると思いますが、
私はさすがに距離が遠かったので次のイベントまでは
建築場所に行くことはなかったです。
建築中は工事監督からスマホで
途中経過を画像付きで報告してくれます。
上棟式(じょうとうしき) 10/17
計画表には記載ありませんでしたが上棟式は木造建築において、
いわゆる骨組みが完成した段階での打合せです。
ここでは骨組みを見ながらコンセント位置や配管など、細かい仕様を
確認・変更することができます。
細かい間取りの変更ができるのはこれが最後で以降は
内覧会まで一切かかわることはありません。という感じです。
私はこの上棟式で
ゴルフルームのエアコン位置の変更+隠蔽配管
2階寝室のエアコンの隠蔽配管の確定、
コンセントの追加など
とても重要な事が決まりました。
プロの工事師でも実体が見えてこないと
わからないこともある。ということを知りました。
内覧会(12/10)
内覧会は引き渡しの一週間前に行われるもので、この時点ではもうクロス貼りや
家電の設置がほぼ終わっている段階です。
(私の場合は内覧会時点でエアコン/カーテンがまだでした)
この段階では、クロスがきちんと貼られているかや
建具などに、キズ・汚れがないか主に初期状態に異常ないかを見ます。
でっぱってたりちゃんと貼られてない所があれば指摘して、
写真の緑のテープでマークしておき、残り一週間で修正する。
といった感じですね。
ずさんな工事をしていないかをチェックするため、
ビー玉をそっと床において、変な方向に転がらないかも見ておきましょう。
引渡し(12/17)
もう一度新居に行って、設備の説明と
今後2年までは定期点検(3カ月目→6カ月目→1年目→2年目)があることを
受け、最後ドアの正式な鍵を受け取った後に
そのドアで鍵を閉めたら業者が使ってた仮鍵はもう効かなくなる
という仕様でした。
電気等も引き渡し前はハウスメーカーが払うのですが、
引渡し以降は入居者に切り替えるように業者が手配します。
引渡しが12/17で引っ越しは
会社の有休をとって
12/19~12/23で引っ越しを行いました。
まとめ(打合せ~着工:6カ月。着工~引渡し:4カ月半)
今回、私が依頼したスケジュールの全容は下記のような感じです。
スケジュールまとめ
- 契約ー打ち合わせ間取り:2カ月
- 打ち合わせ詳細:2カ月半(延べ4カ月半)
- 着工~上棟:2カ月半(延べ7カ月)
- 上棟~引渡し:2カ月(延べ9カ月)
工期が遅れたポイント
- コロナで土地の造成が遅れた(第一回緊急事態宣言)
- 旗竿地のため、重機が入らなかった
- 分譲地だったため、他業者もいた
いかがでしたでしょうか。
最初から土地を持ってる人は少ないかと思いますが、
造成が完了している土地があって、旗竿地でなければ
全然半年前後で契約から引き渡しまでいけると思います。
皆さんの家づくりの参考になりましたら幸いです。